2013-12-03 第185回国会 参議院 法務委員会 第10号
つまり、嫡出でも男女の違いがあって、まずは男子優先、その次に嫡出か嫡出でないかの違いが出てくるというわけです。婚姻を尊重するというのであれば、嫡出女子の方が庶子の男子よりも優先しなければ筋は通りません。でも、そういう立て方ではありませんでした。家制度を維持するためには、当時は男尊女卑でしたので男系を優先すると、こういう理屈であったわけですね。
つまり、嫡出でも男女の違いがあって、まずは男子優先、その次に嫡出か嫡出でないかの違いが出てくるというわけです。婚姻を尊重するというのであれば、嫡出女子の方が庶子の男子よりも優先しなければ筋は通りません。でも、そういう立て方ではありませんでした。家制度を維持するためには、当時は男尊女卑でしたので男系を優先すると、こういう理屈であったわけですね。
スペインでは、憲法により現国王ファン・カルロス一世の後継者が男子優先の形で王位を世襲することとされています。ただ、フランコ政権下の長い空位時代を経験したため、王族の数が日本以上に極めて少ないという事情があります。昨年十月、三十八歳のフェリペ皇太子の家にお子さんが生まれました。
そういう点も考えて、外国の例にも、イギリスのように、男も女もいた場合、男子優先という場合もあるし、あるいはオランダのように女性でも長子という、さまざまではございますが、私は、そのような賛否両論を聞いた上での有識者会議の報告において、やはり長子が女子の場合には長子でいいのではないかということで、その方が国民にも納得していただけるのではないか。
○岡田委員 もう一点、世論調査を見ますと、皇位継承に当たって、長子優先と、それから兄弟姉妹がある場合には男子優先、長男優先という考え方、二つあり得ると思いますが、この報告書は、男女を問わず長子優先ということになっております。
しかし、女性天皇、女系天皇を認めた上で、第一子相続とするか男子優先とするか、直系、また他の宮家との皇位継承権の問題等々は、さらに検討の余地があろうというふうに考えております。
継承順位は長子優先で、男子優先より早くお世継ぎが決められて安定性もあると思っております。男子優先ということでは、何のために女性天皇を容認するのか、理由がよくわからなくなると思っております。 なお、この制度を採用すると、女性皇族に皇位継承の可能性が生じ、宮家を創設する必要が出てまいります。
ヨーロッパの王室では、男子優先、女子も可という国は、英国、デンマーク、スペイン。そして、長子、第一子優先は、スウェーデン、オランダ、ベルギー、ノルウェーということであります。私は、他の国を参考にすることはいいとしても、やはり日本独自の伝統を踏まえた解決策を探るべきだと考えておる一人でございます。
また、女性による皇位継承を認めるとしても、その継承順位について、長子優先とすべきか、男子優先とすべきかについては見解の分かれるところでありました。 今後は、皇室典範の改正の問題も含め、高橋参考人も言われていたように、ありのままの天皇制についての議論を深めていく必要があるのではないかと感じた次第です。 以上、御報告申し上げます。
ヨーロッパの王室の例も一枚目に書いておりますが、男子優先、女子も可という国は、英国、デンマーク、スペイン。ただし、英国は長子優先の方向に進むというようなことになっております。それから、長子、第一子優先は、スウェーデン、オランダ、ベルギー、ノルウェーというふうになっております。
現在のままでいきますと、憲法にも定めてあり、それから国民が支持している象徴天皇の形が非常に不安定であるということで、先ほど来申し上げましたように、男子優先、女子も、いない場合は受け継ぐというような形よりも、第一子というふうにきちんと決めた方がもっとわかりやすい。 もちろん、天皇制を維持しておこうというために、そこからきている意見でございます。
そこで、男女別名簿による男子が先で女子が後といった男子優先のルールが繰り返されることによって、無意識のうちに男子優位の観念が植えつけられてしまうとすれば、回避のための一つの方法として、男女混合名簿の採用というようなことはどうだろうかというふうに思います。
現在はサッカーでもラグビーでも女の子が入っておりますが、これはまだまだ一部で、どうしてもそういう野球、ラグビー、サッカーというような人気のある種目は男子優先になっておりまして、女子のやりたい例えば新体操のようなことですとか体操のようなことは場所がなくてできない。
平成五年度に比べて平成六年度の採用内定者数が減少している企業の中で、男子の減少割合に比べて女子の減少割合が大きい企業は、四年制大学卒以上の事務、営業系で五一%、技術系で六五%となって、男子優先の状況が明らかに見られます。
最近いわゆる大卒女子の採用ということについてはかなり企業も積極的だったわけなんですけれども、先ほども質問がございましたけれども、どうしても不況になると男子優先、女子学生に対する厳しい選別というようなことで、どうもまた逆戻りをしつつあるんじゃないか。
したがって、「家」は 家長を軸に家長権に服する構成員が一体感をも ってまとまり、男子優先の理念が支配し、ヨコ の婚姻関係よりもタテの親子関係が重視され る。「家」制度の下では、女性は婚姻により、 嫁として夫の「家」に入り、家長の権限に服す る従属的地位におかれ、妻の地位は低かった。
民間企業で同じ年限で、同じ学歴で差がある、これはおそらくつくポストが違うから、そうなっておるというケースもございますが、長年の社会慣習で、日本は亭主関白、夫唱婦随、男子優先というか、ジェントルマンファートの長い傾向がございます。
たとえば女子はどうせお嫁に行くんだから、お嫁に行けば、そんなに働かなくともいいんだから、職場においても男子優先の立場を女性が譲歩するのはうるわしいことであつて、当然じやないかということをぬけぬけとおつしやる封建的な考え方の人が地方におきましても、国家の枢要な機関にすわつておられるのであります。こういうことは私どもとしてはきわめて遺憾であります。